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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

岩城「創価学会の動き」と増子「連合福島の動き」が当落の鍵握る

両候補が互角の戦いで奔走「人を殺すための予算」と語る共産党員 共闘の増子に影響か「終盤戦へ自公、民進ら野党が危機感へ結束」

2016年7月1日<いわき経済報・電子版>


 第24回参院選は、10日の投開票に向け、終盤に突入した。福島選挙区では、1議席を争う熾烈な動きを見せる3候補は、街頭演説や個人演説会をこなし、県内各地をほぼ奔走した。後半戦に入り、各陣営は支援団体などの組織固めにパワーアップ、約40%という無党派層を中心に浮動票の取り込みに必死な動きを見せている。

 岩城光英候補(66)は、支持している自民党を軸に公明党の国会議員、さらに県議、市議、市町村首長、後援会などの組織をフル展開し、危機感を持ちながらパワーアップ、街頭演説、個人演説会を各地で開き、創価学会へも一段と支持を訴えている。

 増子輝彦候補(68)は、民進党県連、連合福島、共産党県委員会、社民党県連、市民連合の支持を得て、草の根的な運動を展開し、後半戦に望んでいる。郡山市を中心にパワーアップ、反保守の浮動票に取り込んでいる。また、共闘する共産党が熱を入れる。

 幸福実現党の矢内筆勝候補(54)は、いわき、郡山、福島、会津若松の各市の都市部を中心に遊説、無党派層や与党や野党に不満的な若者層など浮動票獲得へ浸透している。

   自民党、公明党、民進党、社民党、新党改革などの各党首の街頭演説が熱を帯びてきているが、県内では、各党首は復興を口癖に支持を訴えているが、保守はアベノミクス経済、憲法問題を真剣にと訴えれば、それを批判する野党には何も見えてこない。ただ、野合を組み、安部晋三政権を打倒するのみに聞こえる。新党改革は「自衛隊は、熊本の災害や東日本大震災、福島・原発災害で活躍貢献した」と評価している。

   岩城候補は、増子候補と戦ったときに、2010年7月の第22回参院選では2682票の差をつけられている。県内投票率61・63%(いわき市投票率56・42%)しかし、岩城候補は公明党の支持がなかった。この戦いは公明党の支持がある。2013年7月の第23回参院選比例代表では、投票率54・52%だった。公明党の得票総数は約10万7000票ある。自民党の得票総数は約30万5000票ある。岩城候補は、公明党支持の創価学会票が当落のカギを握る。

 増子候補は、共産党と共闘を組んでいるが、共産党は得票総数が約7万4000票、民進党(旧民社党)が得票総数約16万9000票、社民党が約2万8000票となった。

 共産党と共闘を組んだ増子候補がどこまで票を増やすかがカギとなる。

   一方、共産党の政策責任者である藤野保史政策委員長(北陸信越ブロック比例選出1期)がNHKの討論番組で防衛費を「人を殺すための予算」と語り、物議をかもした。番組後に「不適切だった」と撤回したが、この暴言は、各政党に波及し収まらない。「人を殺すための予算」と決め付けた共産党藤野議員の発言が物語るように、共産党との共闘に無理があることを露呈した場面だ。人を殺すための予算発言が、増子候補に影響を与えなければいいが、有権者の判断が注目される。

 3候補とも、あと9日間の限られた時間を精力的に支持拡大に走る。(敬称略)

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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