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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

213人の復興の祈りがアリオスに響く日立コンサート「地元中高生と大合唱」

世界的ソプラノ歌手のカナワさん(ニュージーランド出身)が美声を届ける

2015年10月18日<いわき経済報・電子版速報>


 復興の祈りがアリオス(いわき芸術文化交流館)に響く日立コンサート。東日本大震災に伴う大津波などのほか、致命的な東京電力福島第一原発事故で大被災者が避難を余儀なくされたが、12日、福島県いわき市の中高生213人が世界的なソプラノ(オペラ)歌手、キリ・テ・カナワさん(71=本名・キリ・ジャネット・テ・カナワ、ギズボーン出身)と大合唱、福島の復興を祈った。題して福島復興祈念キリ・テ・カナワチャリティーコンサートには、アリオス大ホールに約1300人の市民がオペラ鑑賞に酔った。 カナワさんは、ニュージーランド生まれだが、ヨーロッパ人とマリオ族の血を引き、生みの親は不明。アイルランド人の養女となり育つ。その後は、ソプラノ歌手として音楽家となり、世界のひのき舞台に上り詰める。 このコンサートは、日立製作所、日立システムズパワーサービス、日立システムズの3社の主催、いわき市、いわき市教育委員会が後援、東京電力が協力した。これは、オペラ(カナワさんら)や管弦楽器(日立交響楽団=72人)と、子供たちと競演、コンサートが福島復興に役立てばと企画、ビザビジョンが招聘(しょうへい)したもの。カナワさんは、モーツアルトの「ドン・ジョヴァンニ」序曲、ヘンデルの「セルセ」オンブラ・マイ・フなど21曲、老齢ながらも美声を出し切り、鑑賞者を魅了した。現在、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校でエイドリアン・トンプソンに師事、カナワ財団をサポートしている若手のテノール歌手のトーマス・アトキンスさんも出演、ピアニストでもあり、オーストラリアのオペラ界のブライアン・キャッスルズーオニオンさんの指揮で、コンサートを盛り上げた。 この9月から練習の特訓に励んできた市内の中学8校と高校6校の生徒たちが、即席に合唱団を編成したもので、日立交響楽団の生の演奏に乗せ「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を合唱、最後のアンコールで「ふるさと」を歌い、美しいハーモニーを披露した。また、コンサートを終え、サプライズソングとして「蛍の光」をカナワさんに聴いてもらった。日立3社では、近く、いわき市に文化振興に役立ててほしいと、 チケットの売り上げを寄付することになっている。 一方、コンサートに先立ち、カナワさんは磐城高校の合唱部員と懇談、声楽や合唱の指導を受けた。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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