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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

新人追い上げる「複数当選圏へ」県議いわき選挙区15人出馬へ

坂本竜太郎、佐藤和良両氏新人の中で一歩リードか

2015年9月27日<いわき経済報・電子版速報>


 福島県の県議会選挙は、投票日まで45日となった。来月5日告示、15日投票で実施される。いわき市選挙区では立候補者がほぼ出そろった。15議席を巡り事実上、中盤戦の選挙戦に突入している。 同市選挙区では定員10人と県内最大数に迫るが、立候補者は元1人、新人4人を含め、現役10人の総勢15人となる。一方、新人複数が出馬を模索している。 これまでに出馬表明したのは、佐藤和良(61)=8月31日まで現役市議、坂本竜太郎(35)=元市議、佐藤健一(66)=元県議、鈴木利之(65)=元市議、鳥居作弥(41)の5人に。佐藤和良、坂本、佐藤健一は無所属で、鈴木は社民党、鳥居は民主党から、それぞれ出馬する。

現役は、青木稔(69)自民当選7回、阿部廣(68)自民当選2回、鈴木智(42)自民当選1回、木田孝司(54)自民当選1回、矢吹貢一(60)自民当選1回、西丸武進(70)無所属当選5回、古市三久(66)民主当選2回、安部泰男(58)公明当選1回、宮川絵美子(69)共産当選2回、長谷部淳(56)共産当選2回の10人となる。 いわき経済報の調査によると現役は複数苦戦、新人の中で複数が追い上げ当選圏に入っている。 佐藤和良は、市民党的な戦いで保守・革新の支持層をターゲットに広げ善戦。坂本は、2009年9月に行われた市議補選で当選しているが、その票の掘り起こし、実父となる坂本剛二元衆議院議院後援会を動かしての戦いでパワーアップ。いずれも一歩リードか。鈴木は、旧社会党出身で一議席を持っていたため、社民党から強力な動きで議席確保へ走る。鳥居は、元衆議院議員の秘書経験を生かし、民主党の支持を受けたが、同党の古市三久現県議と競合する。佐藤健一は、元県議の知名度を生かし、奔走している。現役は、票減らしを守る体制で取り組んでいるが、複数現役は一段と苦戦を強いられている。 ちなみに、坂本は、自民党いわき総支部に推薦を申し入れたが、現役の阿部廣=同党勿来支部長=らに反対された。坂本に対し、同党同支部の役員11人が推薦を反対、6人が賛成した。坂本に対し、民主化的な決め方を欠いため、同党員からも独裁的な決め方だと批判がでた。大岡裁きは実現しなかった。

 ◇おことわり いわき経済報10月1日号発行の中で古内三久現県議とあるのは古市三久現県議の誤りでした。 また、同日号1面写真説明で住放電評価装置とあるのは充放電評価装置が正しい絵解きです。
(敬称略)

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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