読み込み中

いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

福島第一原発「主に福島県産食材使用、作業員向け弁当風食のメニュー」記者発表

「福島給食センター6月から1900食フル稼働」東京電力

2015年5月30日<いわき経済報・電子版速報>


 東京電力福島復興本社(石崎芳行代表・東電副社長)は、5月28日、福島県双葉郡大熊町に建設を急いでいた「福島給食センター」が完成したのに伴い、地元マスコミに、給食メニューの3種類を発表、試食させた。6月からフル稼働する。

福島給食センターは、東電福島第一原子力発電所の原発爆発事故による解体処理で働く作業員向けの弁当風食事を提供するもので、最大1日、昼食3000食を賄うことができる「食の生産基地」となる。この弁当風食事は、東電社員や大手ゼネコン、その下請け作業員たちが、注文でワンコイン、メニューにもよるが約400円前後で購入できる。食のメニューは当面、昼食が定食AとB、麺や丼、カレーセット、夕食は、夕定食の1種類を含め、6種類ある。弁当は当面、昼食は1700食、夕食が200食、合計1900食を提供する。

この給食センターは、東電、東双不動産管理、福島復興給食センターの3社が運営することになっている。食を作る従業員は、約100人で、いわき市から50人、双葉郡内から20人、名古屋から経験者5人などを採用、主に地元採用にこだわった。パートなどの時給は1250円(1日8時間労働・1万円で計算)となっている。食事生産工程は、あらゆる調理ができる厨房、洗浄まで一貫体制で作業できる施設となっており、排水処理施設も完備している。

同センターは、福一から南西に約9キロメートルの居住制限区域の同町大字大河原地区に、敷地面積約9828平方メートルを確保、鉄骨造り2階建て、延べ床面積は4052平方メートル。ことし3月に、前田建設工業が請負、完成したもので、厨房機器類は、ほとんどがステンレス製で福島県内に工場を持つ、クリナップ、タニコーの2社の製品を納入した。弁当生産は、4月20日から試験的に供給していた。東電福一内に完成した作業員向け「大型休憩所」も完成したことから約7000人が現場で働いており、弁当希望者には、一般食堂で食べられる温かいご飯やみそ汁などを特製の保温、保冷容器に入れ、断熱構造の2トン車で配送、提供する。将来は、大手ゼネコンや下請け業者などの宿舎にも配膳したいという。

福島給食同センターの近くには、野菜工場、太陽光発電、協力企業の事務所なども建設することになっている。 ちなみに、メニューは定食Aが、牛肉中華風炒め煮、チンジャオロース、エビ入り焼売、鶏の竜田揚げなど。定食Bがイカロールフライ、アジの和風マリネ、サバの照り焼き生姜風味など。麺セットが、きのこのトマトパスタ、かき玉醤油ラーメン、たぬきそばなど。カレーセットが、カボチャカレー、カニクリームコロッケカレー、オムライスなど。夕食が、鰆(馬鮫魚・青箭魚ともいう=中国名)のから揚げ和風あんかけ、日本名は、さわら=広辞苑から。食事セットには、各種サラダなどが副食として付く。

石崎代表は「温かい食事ができるということは、元気の源だとこれからの廃炉作業にしっかりと努めてほしい。日本で一番の給食センターと思っているので、復興の核となって新しい町づくりを進めたい」と語る。
写真は=福島給食センターと調理場の厨房設備

いわき経済報/有限会社あおいポスト社
〒9708026 いわき市平字倉前106番地の17
TEL 0246-23-8164
TEL 0246-23-8165
FAX 0246-24-0009
GOOGLE MAP [an error occurred while processing this directive]
Topics


福島県、いわき市、経済、地域、新聞



経済新聞、地域新聞、経済情報、地域情報



いわき観光、いわき公共、いわき広報、いわき発信



ものを言う新聞、いわき経済報