読み込み中

いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

新設の地域創生課長に行政経営課統括主幹の緒方氏らが有力起用へ

「こどもみらい課長に総務課主幹の阿部氏ら抜擢へ」根本氏と菊池氏は参与へ「財政部長は総務省から起用決まる」新年度幹部人事進むも大筋で少移動

2015年3月18日<いわき経済報・電子版速報>


 関係者によると、清水敏男いわき市長は20日、新年度人事の内示を行うが、新任部長11人を張り付けるため、大筋で次長や課長幹部クラスを少移動させる人事となる。 政府の方針に伴う地方の地域創生を図るため、同市もそれに応えることにしており、新設する行政経営部地域創生課長に行政経営課統括主幹兼課長補佐の緒方勝也氏(47)、主幹兼課長補佐の齊藤和哉氏(47)、原子力対策課長の津田一浩氏(48)の中から抜擢する方針だ。危機管理室長に危機管理課参事兼課長の杉岡雄二氏(57)を充てる。新設のこどもみらい部こどもみらい課長に総務課統括主幹兼課長補佐の阿部伸夫氏(48)か、秘書課主幹兼課長補佐の山形純一氏(48)が有力だ。こども支援課長と、こども家庭課長に男女共同参画センター主幹兼所長の藤田裕美子氏(55)と子ども家庭課長の林泉氏(54)いずれか適材適所のポストに張り付ける。商工水産部観光交流課を観光交流室に格上げ、初代室長に職員課参事兼課長の小野広澄氏(53)、旧観光交流課交流推進室を観光交流室の交流推進課とし、初代課長に同推進室長の遠藤英子氏(49)を起用する。消防本部消防次長に同本部総務課参事兼課長の篠原常美氏(58)を昇格させる。 同市部長・次長級昇格人事=2月20日、いわき経済報電子版速報既報=筆頭部長となる同市行政経営部には、商工観光部長の新妻英正氏(58)の抜擢、同部所管の公営競技事務所長の根本茂信氏(59)は部長職の参与に昇格、行政経営部次長には行政経営課長の山田誠氏(51)が、秘書室長には秘書課参事兼課長の高萩文克氏(52)が、清水市政初の目玉といえる新設部「こどもみらい部」の部長には教育部次長の本田和弘氏(54)を抜擢する。同みらい部次長には保健所次長の園部勝氏(55)を起用する。

財政部長には、総務省補佐クラス40歳代の起用が決まった。国からの交流人事で、2013年に次長職として起用した有村誠一郎次長(37)の処遇が注目されていたが、若手のため、国の機関に復帰する。同部次長には秘書室長の岡田正彦氏(54)が、同部財政課参事兼課長の高沢祐三氏(56)が、総務部長には磐城共立病院事務局長の荒川正勝氏(59)、同病院事務局長には保健福祉部次長の渡部登氏(58)が、保健福祉部次長には総務課参事兼課長の加藤弘司氏(52)が、生活環境部長には市民協働部次長の小野益生氏(56)が、同次長には市民協働課参事兼課長の鈴木静人氏(54)が、商工観光部長には同部次長の村上央氏(57)が、同次長には行政経営部次長の下山田松人氏(54)が、土木部長には同次長の松本守利氏(58)が、同次長の菊池由之氏(59)は部長職の参与に、都市建設部長には同次長の阿部健一氏(59)が、同部次長には都市復興推進課参事兼課長の高木桂一氏(56)が、会計管理者に財政部長の近藤英雄氏(59)が、議会事務局長に財政部次長の荒川信治氏(55)が、小名浜支所長に危機管理室長の舘典嗣氏(56)が、消防本部長に消防次長(消防監)の草野正道氏(58)が、水道局長に同局次長の金成恭一氏(59)が、同局次長に生活環境部生活排水対策室排水対策課参事兼課長の上遠野裕美氏(56)、教育部長には、子ども・子育て支援室の増子裕昭室長(57)を抜擢する。同部次長には監査委員事務局長の鈴木隆氏(56)が、それぞれ昇格が内定した。

■■■■■
市民協働部長の赤津隆彦氏(59)、保健福祉部の園部義博氏(58)、農林水産部長の鈴木文夫氏(59)、勿来支所長(参与)の永山匡氏(59)は留任する。行政経営部長の本間静夫氏(60)ら11人は30日付けで退職、同市所管の職場へ再就職する。 現財政部長の近藤英雄氏(59)は、昨年12月に行われた「市制50周年記念事業」の清水市長の記者会見で、予算の概算も未定と語るなど清水市政運営に水を差す発言を行った。また、一般市民や民間企業に対する「税」の取り立てを強引に行っているほか、各部への予算査定などについて各部から提出された予算を削る仕事は当然と言えるが、各部の企画立案の内部まで立ち入るなど傲慢(ごうまん)な態度ともいえる部内への介入で各部から批判が出ているため、財政部長を更迭し、会計管理者へ配置転換となった。税務課長の高沢祐三氏らが市民などに対する税の取り立てで、市民や企業から税務課への風当たりが強い。清水市政に悪評がでていることから税務課の人事一新で対応が注目されていたが、人材不足という理由で高沢氏の同部内次長に昇格させるなどほか、近藤部長は筆頭部長候補だが、総合評価が低く、会計管理者への更迭で前代未聞の人事となった。部長昇格へ次長職が動くため、たらい回しの人事は避けた。このため、課長職移動は最小限に抑えることを余儀なくされた。そのため部内から他部内への幹部人事の移動は大筋できるだけ抑えたという。

清水市長は、若手起用も視野に、女性の抜擢も考えていたが思い切った昇格人事が出来ず行政運営に影を落とす結果となるのは必至である。清水市長就任以来の本格的な市政人事を行うはずだった。しかも若手に優秀な人材もいるが、昔ながらの年功序列の人事となり、若手や手腕のある職員の思い切った昇格起用は出来ず清水カラーが生かせなかった。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

いわき経済報/有限会社あおいポスト社
〒9708026 いわき市平字倉前106番地の17
TEL 0246-23-8164
TEL 0246-23-8165
FAX 0246-24-0009
GOOGLE MAP [an error occurred while processing this directive]
Topics


福島県、いわき市、経済、地域、新聞



経済新聞、地域新聞、経済情報、地域情報



いわき観光、いわき公共、いわき広報、いわき発信



ものを言う新聞、いわき経済報