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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

「常磐自動車道全線開通」1日、富岡IC(福島)安倍晋三首相らテープカットで祝う

いわき市以北、着手から48年、仙台市までつながり経済効果に期待

2015年3月1日<いわき経済報・電子版速報>


 常磐自動車道(延長300・4キロ)は、いわき市以北が48年ぶりに全線開通した。1日午前、富岡町(福島)の富岡ICで、安倍晋三首相らを招いてテープカットなどが行われ、開通を祝った。午後3時に富岡ICと浪江IC区間14・3キロが開通した。これで東京と仙台市(宮城)まで高速線でつながり、経済効果が期待される。

この区間は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で放射線・放射能が拡散したため、放射線量が1時間当たり、約6マイクロシーベルトと高い。上下線に9カ所の放射線量測定器(表示板)を設け、24時間継続測定する。常磐道は、三郷市(埼玉)といわき市(福島)区間の約177キロを結ぶ路線で着工、約2500億円を投じ、1983年に全線開通を見込んでいたが、88年3月の5年遅れの同市までの開通となった。そのあと、90年にいわき中央ICから四倉IC、94年に富岡ICまで路線発表、2014年2月に富岡ICまで開通した。道路整備では、国道6号線を含め、福島県の浜通り地域は、置いてきぼり。東北6県での中で、もっとも遅れていただけに高速道路の全線開通は喜びが大きい。高速道路のテープカットに首相が現れるのも珍しい。東電原発事故で放射線拡散という出来ごとに、パフォーマンスとも受け取れるが、安倍首相が自らやる気十分、復興への意欲を見せ付けていた。「福島が復興なくして日本の回生なし」と定番のスピーチ。そして「常磐道開通がさらなる起爆剤になる」と語る。安倍首相は、双葉町の中間貯蔵施設も視察し「復興を確かなものにしたい」と語った。

大幅に遅れていた常磐道も全区間開通で復興へ向けて起爆剤に、輸送体制も時間短縮などのメリットがある。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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