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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

店子に税よこせ「大家の滞納で飲食店ママ批判」いわき市税務課はどうなっているの

税分納約束も生命保険強制解除差押「横暴な取り立て続く」

2014年11月25日<いわき経済報・電子版速報>


 福島県いわき市財政部(近藤英雄部長)税務課(高沢祐三課長)の一般市民や民間企業に対する「税」の取り立てが、市場の高利貸しのような強引な徴収をしていることが、本紙の4月1日号既報で明らかにしたが、同市税務課はいまだに横暴な差押が続く―。さらに、このほど、ビル経営の滞納者の支払うべき債権(家賃)を滞納者に代わって同市に支払うという前代未聞である「税」の取り立てを行っていることが明らかになった。

同市財政部から送られてきた公文書によると、同市税務課の徴収係(坂本聡係長)と収納係(阿部和幸係長)は市内にあるビル経営者S会計事務所のSさんに、税の督促を行ったが、Sさん(大家)が納税しないため、店子(たなこ)Hさんに「賃貸等支払請求権」税の差押調書を送り付け、金をよこせと言わんばかりに同市税務課が「大家が税滞納しているので困る。大家の代わりに家賃を大家に納めないで、その分を税の代わりに納めてほしい」と、直接店子に泣きついてきた。店子のHさんは「この前代未聞の税撤収は果たしてまともな取り立てなのか疑問が残る。市に振り込んでくださいというので、詐欺だと思った。Sさんから余計なことするな(主役の役人がアクションを起こしたから事件が発生した)と、脅迫めいたことを言われた」と語り、市の態度に迷惑千万だとぼやいている。店子に協力を求め、納税させること自体が横着である。Hさんは大家のSさんと板挟みだったが、このほど、S経営のビルから移転した。

同市が関係者に発送した差押調書によるとS会計事務所の滞納金額は、3月18日現在で、督促手数料を含め、652万8900円(延滞金は含まれていない)となる。 Hさんの家賃は、13万3714・8円(共益費と消費税8%含む)となる。

「市民は納税の義務があるが、市税務課は大家のSさんに納税させるのが義務である。納税拒否するのであれば、Sさんの財産を差し押さえればいい。強いものに弱く遠慮し、弱いもの『個人』に強く横暴ではよくない」と複数のOB市職員が指摘する。

一方、一般市民への強制的な徴収が続く市税務課は、これまで税の分納を認めていた。Sさんは「月末に1万5千円から3万円に引き上げ、手渡しで分納することを認めてきたのに、突然、財産の差押調書の公文書が届いた。納税拒否しているのではない。市の約束は何だったのか」とぼやく。Sさんは、清水敏男市長に対し異議申し立てを行った。このまま強制的な取り立てが続けば、現市政に大打撃を与えることは必至だ。良識な市民は清水市長の大岡裁きに期待している。 税を支払うといっているのに市税務課の四角四面のような税の強制的な徴収に市民からは大きな批判が高まっている。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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