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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

安倍晋三首相がいわき市と大熊町に出現「清水市長が原発廃炉への要望書手渡す」

いわき・ら・ら・ミュウなど視察「大熊町の除染」も

2014年3月8日<いわき経済報・電子版速報>

 安倍晋三首相は、8日午前、福島県いわき市に出現した。東日本大震災の復興状況と大熊町の除染状況を視察するためで、いずれの視察地域も神風の如く、走り去った。そこで、鉢合わせになった市民には、ニコニコ顔で言葉を交わしたが、いわゆるパフォーマンス的な視察だった。いわき市では、同市平の沼ノ内災害公営住宅の建設現場、2011年3月11日の大地震大津波で壊滅的となった海の幸など買物館のいわき市観光物産センターの「いわき・ら・ら・ミュウ」を視察、深海魚のメヒカリ(魚名)を試食、子供の屋内遊び場などを見て回った。このあと、同市四倉町で海の幸を昼食したあと、東電福島第一原発事故の被害地となる大熊町の帰還困難区域である除染状況、田村市を視察した。今回の福島県視察は、たんなる顔見せ興行となったが、首相ともなれば、日本国の一家の主だ。いわき市の清水敏男市長は、東電福島第一原発、第二原発の廃炉に向けた取り組みや安全対策、技術研究組合国際廃炉研究開発機構の誘致、放射能風評被害の払拭の3点セット要望書を手渡し、実現するよう陳情した。 安倍首相への安全を配慮してか、警察のガードが固く、報道関係者もさることながら、偶然居合わした市民は、接触することもできない状態。安倍ファンもいたようだが、話しかけようにも、安倍首相は、側近に誘導され、そそくさと去ったため、市民目線からは雲の上の人となったようだ。今度来るときは「じっくり時間をかけて被災者の話に耳を傾けてほしい」と首相に偶然会った市民の声だ。それでも人気上昇な時の人のようだ。 ちなみに、警備といえば厳しい目を大衆に向ける警察の態度は当然ともいえるが、東北の各被災地に、先に視察した天皇、皇后両陛下は、非政治的な動き、被災者らを見舞いした記憶は新しいが、さすが庶民的に被災者に声をかけ、周りからは人気の声が。また、被害に遭った工場なども視察、気さくに製品をご覧になった。安倍首相は、あまりにも政治的だったかも-。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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