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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

常磐道「広野IC~常磐富岡IC」きょう22日午後3時からに再開通

年間空間放射線24ミリシーベルト前後に高くも短時間通過で安全性保つ <廣瀬NEXCO東日本社長、太田国土交通大臣、根本復興大臣ら出席式典> 「常磐富岡IC以北は、工事が順調に進み14年度開通目指す」北東北への利便性高い

2014年2月22日<いわき経済報・電子版速報>

東日本高速道路(廣瀬博社長)は、22日午後3時から、東日本大震災で壊れた常磐自動車道の広野ICと常磐富岡ICの区間、約16・4キロメートルの一般車両が通行できるよう再開通させた。東電福島第一原発放射線事故による廃炉作業員たちなどの交通緩和に役立つこと必至だ。それに先立ち、広野IC本線路上で再開通式典を行い太田昭宏国土交通大臣や根本匠復興大臣、岩城光英参議院議員ら関係者約100人が出席、再開通を祝った。

同社は、約50億円をかけ破壊され路面の修理を行ってきたが、このほど、復旧が完了したことから22日の再開通に、こぎつけた。19日には、きょうの再開通を前に報道陣に公開した。

東日本大震災や福島第一原発の放射能事故で閉鎖されて以来約3年ぶりに一般車両の通行ができるようになった。これまでIC内敷地には、広野・楢葉・富岡の小学生による復興祈念植樹も行った。この日も復興祈念プレート除幕や祈念植樹も行われたほか、関係者たちが、復興した路面を常磐富岡IC区間までのUターンで走行した。 この式典では、佐藤雄平福島県知事や太田国土交通大臣らが、震災から復興ができた喜びを表現していた。

NEXCO東日本東北支社は、広野IC~富岡常磐IC間の路面、主な盛り土破壊13カ所、アーチ形カルバートボックス6カ所、舗装工事などを進めてきた。 東京電力福島第一原発事故による放射線の高い中、広野ICと楢葉PA6キロ区間は2012年3月から、楢葉PAと常磐富岡IC10・4キロは同11月に工事を開始してきたもので、路面の段差や亀裂、法面の崩壊などを工事、復旧させた。路面の切土や盛土に約10万立方メートル、舗装補修に1・7万トン、全体面積の約40%の舗装工事となった。

常磐富岡IC以北の浪江ICまで14キロと浪江ICと南相馬IC18キロ、相馬ICと山元IC約24キロ区間は、14年度の開通を目指し、順調に工事が進んでいる。この区間が完成すると、東京から仙台まで常磐道は全線に渡り開通することになるため、北東北への利便性に期待が高まる。 また、ドライバーの走行中の放射線被曝が考えられるため、広野ICと常磐富岡IC入口、路面の下り線と上り線路肩外側に、空間線量の測定装置5基を設けた。親測定装置から連動で4基へ電波を飛ばし、電光表示板で数量が10分間更新で判明できるよう便宜を図った。放射線は常磐富岡ICで、2・83マイクロシーベルト前後あった。年間に換算すると24・45ミリシーベルトと高い。しかし、この区間は70キロ走行で、約25分前後で通過できるため、車両走行時のドライバーなどに対する内部被ばく線量は少ないとみられる。環境省は、年間20シーベルト以下の空間線量を目標としている。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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