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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

常磐道「広野IC~常磐富岡IC」22日に再開通前に19日、報道陣に修理完了公開

「常磐富岡IC以北は、工事が順調に進み14年度開通見込む」北東北への利便性高い NEXCO東日本・交通警察隊・消防本部の交通事故処理訓練も

2014年2月19日<いわき経済報・電子版速報>

東日本高速道路東北支社は、19日午前、東日本大震災で常磐自動車道の広野ICと常磐富岡ICの区間が路面破壊され道路の修理を行っていたが、復旧が完了したことから22日の再開通を前に報道陣に公開した。

同支社は、復興事業費約50億円を投じ、広野IC~常磐富岡IC間、16・4キロメートルの路面、主な盛り土破壊13カ所、アーチ形カルバートボックス6カ所、舗装工事などを進めてきた。

東京電力福島第一原発事故による放射線の高い中、広野ICと楢葉PA6キロ区間は2012年3月から、楢葉PAと常磐富岡IC10・4キロは同11月に工事を開始してきたもので、路面の段差や亀裂、法面の崩壊などを工事、復旧させた。路面の切土や盛土に約10万立方メートル、舗装補修に1・7万トン、全体面積の約40%の舗装工事となった。

常磐富岡IC以北の浪江ICまで14キロと浪江ICと南相馬IC18キロ、相馬ICと山元IC約24キロ区間は、14年度の開通を見込み、順調に工事が進んでいる。この区間が完成すると、東京から仙台まで常磐道は全線に渡り開通することになるため、北東北への利便性に期待が高まる。

また、ドライバーの走行中の放射線被曝が考えられるため、広野ICと常磐富岡IC入口、路面の下り線と上り線路肩外側に、空間線量の測定装置5基を設けた。親測定装置から連動で4基へ電波を飛ばし、電光表示板で数量が10分間更新で判明できるよう便宜を図った。放射線は常磐富岡ICで、2・83マイクロシーベルト前後あった。走行時のドライバーに対する内部被ばく線量は少ないとみられる。

一方、この日は、この区間で交通事故発生を想定し、NEXCO東日本、福島県警察高速道路交通警察隊、双葉地方広域市町村圏組合消防本部などの合同事故処理訓練を行った。




◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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