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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

「いわき市新病院基本設計決まる」総事業費は343億1900万円(7月業者に発注)

地上13階、屋上にヘリポート「総病床数700床」災害に強い患者中心の病院に 「デザインビルド方式一括発注で2017夏にもオープンへ」

2014年2月3日<いわき経済報・電子版速報>

関係筋が3日までに明らかにしたところによると、福島県いわき市(清水敏男市長)は、いわき市立総合磐城共立病院の老朽化に伴い「新いわき市病院基本設計」同市立総合磐城共立病院が決まり、昨年10月に作成した全体工程表によると、早ければ7月にもデザインビルド方式による業者選定、実施設計も含め一括発注となる。実施設計のあと2015年早々にも本格的に工事を開始、16年暮れまでに完成、準備期間を置き、17年夏ごろまでにはオープンさせたい方針だ。事業費は、当初見込んでいた約226億円を大幅に上回り、343億1900万円となる。デザインビルド方式による発注で、労務費や骨材などの上昇から約299億円と試算しているが、造成費、現在の磐城共立病院解体費など、さらに工事費がかさむことは避けられない見通しだ。建設財源は、病院事業債約258億円、福島県地域医療復興事業補助金約78億円のほか、新病院づくり応援基金や自己資金約7億円を充当する。

 関係者によると、病院基本理念によると、慈心妙手(じしんみょうしゅ)の精神のもとと位置づけ、市民から信頼される「機能的で使いやすい病院」「患者中心の病院」「災害に強い病院」「働く人にとって魅力ある病院」とし、25診療科、一般病床数679床、結核病床数15床、感染病床数6床となる。一般病床は、ICU10床、HCU12床、E-ICU20床、NICU6床、GCU12床(新生児回復治療室)、小児29床、産科30床、緩和ケア20床などのほか、540床ベッド数となる。 同病院の規模は、敷地面積69641・87平方メートルに、病院棟は地上13階、屋上にヘリポート、鉄骨、一部鉄筋コンクリート造り、広さ延べ面積63764・94平方メートルの免震構造となる。エネルギーセンター棟の4階と放射線治療棟1階は、耐震造りとなる。新病院には、新院内保育所なども設ける。駐車場は第3まで整備、第2駐車場には、大型ヘリ離着陸を想定し、駐車場は災害時の活動スペースとしても活用できるよう整備する。

新病院は、高度医療も含めたハイレベルの診療を可能とし、開院6年目の22年は、純損益は赤字となるが、7年目の23年には、黒字を見込み、赤字となるにも小額推移と見込んでいる。そして2028年の開院12年目には、約43億円の現金保有と計算している。収益的収支や資本的収支によると、患者数は1日最大621人(病床利用率90%)のほか、外来収益は1日最大964人として試算、診療報酬改定については、動きが不透明なため、計算に入れていない。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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