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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

「鈴木副市長ら4特別職が退任」いわき市長選の渡辺敬夫市長敗北で責任

「新副市長に仲野治郎氏浮上、平氏・市病院事業管理者に新就任要請か」新市長となる清水敏男氏が後任人事選定へ走る

2013年9月14日<いわき経済報・電子版速報>

 8日投開票されたいわき市長選で敗北した渡辺敬夫市長(67)の責任を取って、鈴木英司副市長(61)ら特別職4人が、13日までに渡辺市長に辞表を出し、受理された。渡辺市長の任期は、27日まであり、鈴木副市長ら4人は同日に退任する。辞職・退任するのは、鈴木副市長のほか仲野治郎同市代表監査委員(63)、猪狩正利同市水道事業管理者(64)、平則夫同市病院事業管理者(81)の3人特別職。 なお、特別職で渡辺市長の秘蔵っ子である市教育委員会の吉田浩教育長は、辞表を出していないのが、珍しいケースだ。渡辺市長が任命しているため、その市長が落選、常識論だと退任するのが普通の考えだという。関係者は「何があったかは不明だ。理解に苦しむ」と語る。 鈴木副市長は、同市市民協働部長、同市企画調整部長などを歴任、2010年4月に就任したもので、来年3月いっぱい任期がある。関係筋によると、鈴木副市長は、一部知人などに対し、現市長が再選されても市役所関係の仕事を辞め、途中で辞表を出す考えでいたという。 仲野代表監査委員は、同市行政経営部長などを経験、10年4月に就任した。猪狩水道事業管理者は、同市市議会事務局長などを経験、2008年6月に、櫛田一男市長(09年9月に渡辺市長に敗北)の時、就任した。平同病院事業管理者は、東北大学医学部部長や広南会理事長など経験、11年6月に就任した。

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渡辺市長を7000票超えるという大差で当選した清水敏男氏(50)は、これら副市長ら後任人事を急ピッチで進めるが、関係者によると、当面2人制(市議会の同意可能となれば3人制も)とする考えで、総務省や福島県からの移入人事を検討、人事作業へと走る。一方、清水氏は、復興・復旧を早めるため、収束するまで専任副市長を起用する方針でもあり、市議会の同意があれば文字通り3人副市長とする線も残されている。 関係者によると、内部からの起用は1人とする考えという。その場合は、渡辺市長に辞表を提出した仲野治郎氏(同市代表監査委員)に就任を求める考えで精査しているものと見られる。また、平氏(同市病院事業管理者)に対し、医師導入の強化からも新就任を要請する可能性を精査している。新市長から要請された場合は、全面的に市立病院経営に協力していくという。 仲野氏は、四家啓助市長や櫛田一男市長時代、総務部次長などに就き、保健福祉部長は、2代市長に渡り経験豊かな福祉のプロ職員とも言える。関係者によると、清水氏は大幅な人事は来年4月に実施する予定で、人材の情報を収集しながら新副市長らとも相談、人事作業を進めるものとみられている。

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渡辺市長を大差で破った清水氏は、一部少数自民党支持票のほか無党派層からも支持を集め善戦していたもの。=いわき経済報が世論調査で的確な報道。8月15日特別号で一歩リード既報と9月2日同報電子版速報。 当選証書を受け取った清水氏は「大きな組織をもたずに戦いましたが、市民の良識ある支持があったものと受け止める。市民の負託に応えるためにも復興に勤めるべくがんばりたい」と語る。清水氏は、ミニ新幹線的な誘致を進めたいと語っており、実現へ努力したいと願っている。「東電福島第一原発事故放射線の徐染を含め、遅れている復興・復旧を前進させたい」と語る。 清水氏は、いわき市出身、磐城高校卒、日本大学法学部卒、1992年に同市議会議員に初当選、約2期途中の99年から福島県議会議員、4期目で、同市長選のため辞任。県議会福祉公安常任委員会、子育て支援対策特別委員会の両委員長、県議会議員提案条例見直し検討委員会会長、自民党福島県支部連合会総務会会長を務めた。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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