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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

31日、遠藤貴志氏、記者会見、いわき市長選に正式に出馬を表明=いわき市内

現市政に不満「供託金」没収の覚悟で「いわき市政に新風を吹き込みたい」意気込み 「1ミリ放射線基準の見直し、ルールの徹底」「原発による健康被害を出さない」「公の場で市民が語れるまちづくり」「観光資源の創出」などの公約掲げる

2013年7月31日<いわき経済報・電子版速報>

 31日午後、いわき市役所のいわき記者クラブで、サラリーマンだった遠藤貴志氏(37)が記者会見し、9月8日に投開票のいわき市長選に正式に出馬を表明した。 遠藤氏は、現市政に不満を持ち、いわきを魅力あるまちづくりを進めるため、供託金の没収も大としながらも市長選に出馬を決めた近代的な若者だ。

いわき経済報に午後6時20分、イオンいわき店で「良質な雇用」や「海岸線を利用した育てる漁業、観光開発」などを主張し、立候補への決断を語った。すでに出馬を表明している清水敏男氏の公約と意見が一致している部分もあると、市政を変えなければと力説する。

遠藤氏は、小野新町(福島県)生まれ、磐城高校卒、いわき明星大学人文学部卒、読売新聞販売店に勤めるなどサラリーマン生活を積み重ね、最近、同市内の住宅販売会社を退職した。

これまで、いわき市長選に出馬表明しているのは、元衆議院議員の宇佐美登氏(46)、現職の渡辺敬夫氏(67)、前福島県議会議員の清水敏男氏(49)の3人。遠藤氏が出馬すると、現職と新人の4人による選挙戦に突入する。

清水氏は、いわき市出身、磐城高校卒、日本大学法学部卒、1992年に同市議会議員に初当選、約2期途中の99年から福島県議会議員、4期目で、同市長選のため辞任。県議会福祉公安常任委員会、子育て支援対策特別委員会の両委員長、県議会議員提案条例見直し検討委員会会長、自民党福島県支部連合会総務会会長を務める。
現役市長の渡辺氏は6月17日、いわき市議会本会議で、正式に出馬を表明した。しかし、3・11の震災に遭ったよその首長との比較で、現市長は「市民思いがない」とレッテルを張られ福島第一原発放射能事故で逃げたという話に対し、渡辺市長は事実無根で遺憾だといっているが、うわさとして「逃げた」という話は打ち消されていない。 渡辺氏は、いわき市出身、湯本高校卒、日本大学法学部卒、1984年に同市議会議員に初当選、2期、91年に福島県議会議員に初当選、5期目途中で辞任、2009年の同市長選に初当選した。

宇佐美氏は、東京都出身、早稲田大学高等学院卒、早稲田大学理工学部卒、1993年に衆議院議員初当選、2003年の総選挙で自民党候補者に敗れ、比例東京ブロックで復活当選、昨年12月の衆院選の福島第5区から日本維新の会公認で出馬したが落選した。このほかも東京都大田区長選や衆院選、参議院議員選挙に出馬しているが落選した。1月に日本維新の会脱会、現在は無所属である。

これで、4人が出馬することで勢いのある戦いになるが、事実上は、清水氏と渡辺氏の戦いとなることが有力だ。すでに、清水氏と渡辺氏は、事務所開きを行った。宇佐美氏の事務所開きは、8月3日、同市鹿島町のうさみ登後援会本部事務所で行う。 同市長選の詳細は、いわき経済報特別号4号既報、6月28日のいわき経済報電子版速報、6月30日号PDF、7月1日号PDFで読む、見ることができる。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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