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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

由利本荘市と延岡市の交流選手を招請・歴史ある安中市は担当者が問題外扱い

「渡辺市長が記者にウソを言った幻の招請」

「第4回いわきサンシャインマラソンに9229人参加」<福島県いわき市>

2013年2月5日<いわき経済報・電子版速報>

 福島県いわき市(渡辺敬夫市長)やいわき市教育委員会、読売新聞社、福島民友新聞社などで構成する「いわきサンシャインマラソン実行委員会」は、2月10日、同市内の太平洋岸の一般道コースを中心に、第4回いわきサンシャインマラソンを繰り広げるが、5日、渡辺市長ら関係者が、マスコミを集め記者会見した。それによると、ゲストの増田明美(49)らマラソンへの参加者は、招待ランナーなど13人を含め9229人と盛況だが、渡辺市長は、昨年の第3回同マラソンの記者会見で、いわき市と所縁のある群馬県安中市から招請することを検討すると語っていた。が、いわき市の担当者に、M記者が招請はどうなっているのかと、聞くと「余裕がなかった。連絡が取れなかった」と素っ気無い話だ。つまり安中市とは友好都市でないから招請を無視したと思われる。まさに、渡辺市長が、昨年の第3回サンシャインマラソンを行う前の記者会見の席で「安中市を第4回サンシャインマラソンに招請することに検討する」と約束したのは、担当職員のデタラメな作業によって幻に終わった。

同マラソン実行委員会は、由利本荘市の親子都市や延岡市の兄弟都市から4人を交流選手として呼んでいる。そのほか、ゲストや招待選手、海外から交流選手を含め、総勢22人を呼んでいる。市民も参加するこのお祭りのマラソンに、安中市への招請の枠に余裕がなかったと説明する同市の担当者は「いったい何を考えているのか」とM記者は、いいたくなる。昨年の記者会見で招請を検討するといった渡辺市長は、記者にウソを言ったことになる。マラソンありきでレベルの低い記事は、書きたくないものの、行政機関の発言は、責任を持って対応してもらいたい。 なぜ、いわき市と安中市なのかを説明すると、五代将軍の徳川綱吉(つなよし)時代にさかのぼること、1702年7月に内藤政森(まさもり)が陸奥国泉(いわき市)2万石から安中へ、安中の板倉重同(しげあつ)が泉(いわき市)にやってきたのが、交流の始まりで徳川将軍の国替え人事交流とされている。

いわき市がひいきにしている延岡市は、江戸時代1738年9月の百姓一揆で、47年に内藤政樹ら内藤家が、磐城平藩(いわき市)から夜逃げし延岡に逃れたもの。一説では、百姓一揆の責任を取り飛ばされたという。磐城平藩の岩城家は、信濃中村藩(川中島藩)から出羽亀田(由利本荘市)に移転した。豪族の平繁盛が岩城家を名乗り、時がたち、現いわき市は、岩城吉隆氏が支配していた。このような理由で都市間交流が続く。内藤家の延岡への実質的な夜逃げの繋がりで、延岡市とは、田畑金光市長時代に、いわき市に駐在する朝日・読売・毎日・産経・河北新報・福島民報・福島民友などの記者の提言があって友好都市を結んだ経緯がある。いわき市と安中市は、本流的な歴史を持っているが、四家啓助市長時代に友好都市を結ぶことを検討するとしていたが、そのままになっている。安中市は、毎年、安中藩が子弟の教育に行った日本で最初といわれている長距離走(マラソン)の侍マラソンを実施、いわき市からも職員や市民などが参加している。歴史に詳しい市内に住むSさんは「渡辺市長は、徳川将軍と深いつながりがある安中市との交流を真剣に進めるべきである」と語る。

このサンシャインマラソンは、同市平のいわき陸上競技場をスタート、42・195kmのフルマラソンとして江名港を折り返し地点に、小名浜臨海工業団地などを経由、小名浜港アクアマリンパークのゴールまで競う。

同マラソンエントリー者は、日本陸上競技連盟の登録男子、同女子のほか、フルマラソン一般参加者は5724人となった。 このほか10kmコースは1594人、5kmは658人、2kmは587人、2km親子は333組、666人となった。日本陸連登録者を含め、合計9229人が参加する東北地方では最大の大陸上イベントになる。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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