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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

ときわ会常磐病院が4月15日に初の生体腎移植 最新の医療技術で治療スタート患者に朗報

ときわ会会長・常盤峻士氏に聞く「聞き手は真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長」

2012年4月10日<いわき経済報・電子版速報>

 福島県いわき市を含む相馬市など浜通り地区で、PET・CTを初導入した財団法人ときわ会常磐病院(同市常磐上湯長谷町字上ノ台57、TEL0246・43・4175)が、4月から腎臓移植手術を開始する。新たな市民の病院として一歩を踏み出した昨年7月1日のグランドオープン以来、1日に、約400人の診療を行っている。市民の健康を守る総合病院として定着した。4月からは人体内部・放射性物質を測定するホールボディーカウンタを導入し、文字通り市民の医療機関として期待されている。そこで、ときわ会グループ会長の常盤峻士氏に、腎臓移植や最新鋭の医療機器の導入など、市民に対する健康への取り組みや実情などを聞いた。腎臓移植手術は患者にとっては朗報である。東京女子医科大学などの専門医が最新の技術で治療にあたる。福島県内では、福島医大に次いで、いわき泌尿器科が腎移植していたが、ときわ会常磐病院で実施することになった。

【笑顔で信頼の絆】
真島 常盤峻士先生こんにちは。泌尿器科専門医として活躍していると聞きますが、ときわ会常磐病院の評判が良いですね。ドクターや看護師には、患者側にたった教育をしていると聞くが。
常盤 そうですか。まだまだ、教育をしていかないと―。ときわ会理念である笑顔と、まごころ、信頼の絆を基礎に「患者の本位」や「安全性と専門性の追求」そして「人材の育成」などを重視し、教育を行っています。また、看護師を含む職員全員に対し、定期的に外部から講師を招き患者様が安心して来院、応対できるよう研修も行っております。これからも一貫して少子高齢化社会の中で必要とされる人間性豊かな看護師を育てたいからですね。そして地域の基幹病院として、さらに一層、地域に貢献し愛される病院になるよう、スタッフ全員が努力したい。 生体腎移植22例

真島 ときわ会常磐病院でいよいよ腎臓移植を始めると聞くが。
常盤 そうですね。2010年4月に市立常磐病院を継承し、その後は、人工透析やPETセンターを備えた新病棟を建設、最新鋭のCTおよびMRIなどを新たに導入し、2011年7月から地域に安心される質の高い医療を提供できるようグランドオープンしました。そして、このほど設備および医師の体制が整い、4月15日に、ときわ会常磐病院としては、初めての生体腎移植を行うこととなりました。ときわ会グループのいわき泌尿器科病院では、これまで生体腎移植22例を行ってきました。今回も、いわき泌尿器科の医師をはじめ、経験豊かなスタッフが万全の体制で患者様の手術を行いますので、安心して来院してほしい。今後とも、いわき市などの腎疾患などの患者は安心して生活を送れるよう医療に努力していきます。

真島 浜通りでは、腎移植ができなかっただけに、患者には朗報ですね。
常盤 浜通りはもとより、県内(福島)で腎移植を行っている病院は、まだまだ少ないのが実情です。また、移植手術はもちろんのことですが、術後の通院管理が非常に重要な移植ですので、多くの移植希望者は、術後の管理まで地元で受けることを強く望んでいますね。 ときわ会常磐病院において移植を行うことで、少しでも移植患者の負担軽減になればと思います。私どもは、医療サービスの向上に努め、これまで以上に地域と共に歩み、文字通り愛される病院としてスタッフ一同が、患者などに貢献したいと思います。

【東京女子医科も応援】
真島 腎移植の医師陣は。
常盤 現在は調整を進めていますが、東京女子医科大学などから協力を受けたいと考えています。田邉一成教授や石田英樹准教授、尾本和也助教授、新村浩明医師(ときわ会常磐病院泌尿器科)などですね。

【がん健診に威力発揮】
真島 最新型の画像診療装置(PET・CT)を導入、より高度な医療体制を強化したと思うが。そのほかに最新の透析機器類を取り入れ、透析患者などに適切に対処していくと聞くが。
常盤 その通りですね。画像診断機器を導入し、PET・CT装置1台のほか、MRI装置(1・5テスラ)1台、CT装置(256列)1台の画像診断機器を新たに設けました。地域の共同利用検査機関として、質の高い医療を提供できるよう努力したいですね。さらには、PET・CTを中心とした「がん検診」にも力を入れており、受診者に快適な検査を提供するようスタッフが笑顔と専門的な知識をもって真剣に対応します。 透析機器類に関しても全自動透析装置を導入、これまで手作業で行っていた工程をスイッチ一つで自動的に行い、その結果、業務時間の短縮ができます。患者の負担軽減や時間的余裕が生れ、患者とスタッフが十分なコミュニケーションを取れるようになりました。さらに、より高度で質の高い医療サービスができるようがんばりたいですね。
真島 常盤先生、また、医療の話を聞かせてください。ときわ会常磐病院やそのグループが一段と発展して市民の医療に役立つことを期待しています。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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