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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

共産「宮川絵美子・長谷部淳」票割で優勢、「安部泰男」公明ダントツで当選か

自民・民主が、みんなの党出馬で混戦状態濃厚「古市三久」民主危機感脱出へ

2011年11月16日<いわき経済報・電子版速報>

 10日告示された福島県議選も最終的な追い込みに入った。事実上の終盤戦に突入、13日付け朝刊の朝日新聞「低い関心 投票率に影」などと報道、各日刊紙は、投票率の低い予想。3月11と4月11日、12日の大地震の影響で大津波、そして東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質拡散事故で延期されていた第17回福島県議選は20日の投票を前に各候補者共に舌戦。大地震「東日本大震災」に伴う被災者は、仮設住宅に入居している有権者も多く各事務所関係者も投票率は悪いと見込む。 いわき市選挙区は、定数10人に対し、15人が立候補している。いわき経済報の取材でも、選挙には低い関心だ。投票率は42%から45%前後と見る。選挙人名簿登録者数は、27万8790人、在外選挙人181人(いわき市選挙管理委員会)となっている。投票者数12万人前後と推定するが、1候補者が6千票から7千票台の当選ラインも出現するとみられる。 ダントツに票を獲得するのは、絶対的な創価学会組織票を持つ公明党の安部泰男(54)候補の1万6千強を頭に、各候補共1万票や6千票前後で競合するが、共産党のM候補や自民党のY候補などが1万数千票獲得すると6千票台で当選候補者も。いずれにしても数百票差で命運を分ける候補者も出る少数激戦となる模様だ。 共産党の宮川絵美子(65)候補と長谷部淳(52)候補は、地元を地盤とする南地区と北地区に票割実現したため、2人一緒に仲良く当選できる見通しが濃厚となった。特に宮川候補は、保守票も抱き込みで1万強と票安泰だが、長谷部候補は、いわき市の共産党の発祥地でもある同市内郷地区の共産票1万3千票に期待され、ちょうどいい票割だと当選は確実の勢い。自民現の同市平地区の青木稔(65)候補は、常磐興産の最大バックアップがあれば当選に持ち込める。同市小名浜地区の斉藤健吉(68)候補は、鈴木と競合するが、震災に遭ったとはいえ、保守系自民の旧議員票が絶対量あるため、2人共この終盤戦でグレードアップを図っている。同市常磐湯本地区の清水敏男(48)候補は、主婦層にも食い込んでいるが、2万9千票ある地元の票固めと、大票田に食い込む意欲が必要だ。同市勿来地区の阿部廣(64)候補は、さきの補選をクリアしたが、補選の票は当てにならず、地元はもちろんだが、同市常磐地区など山間部も含めた地域に、市議の実績をアピール。新人の同市平地区の矢吹貢一(56)候補は、渡辺敬夫市長の影の力を動かしており、同市北部地区の産業界の票獲得で当選ラインに入る。しかし、東日本大震災の影響に伴い海側地域でこれまでの票を少なくとも多からずなくしているので、楽観はできない。同市小名浜地区の鈴木智(38)候補は、斉藤候補と票争奪戦となるが、故・吉田弘後援会の応援も得て若さをアピール絶対票獲得に前進。保守系候補者は少なくとも9千票から1万票前後で保守票の強みだが、一部候補者は楽観できない。民主党の現役となる同市内郷地区の佐藤健一(62)候補は、渡辺敬夫市長の後援会の一部が応援に回ったが、民主党から3人立候補しているため、国政民主党に対する反発もあり厳しい見方が現状である。しかし、前回並みの票を掘り起こすつもりで望めば明るい兆しが差し込む。さきの補選で当選した同市平地区の古市三久(63)候補は市職労など労組票の票固めで危機感を脱したものとみられ、企業の労組を抱き込み本格的に動けば当選確実。新人の同市勿来地区の鳥居作弥(37)候補は、鳥居を出馬に推薦した吉田泉(62)衆議院議員の表面に目立った動きは無いため、厳しい票の獲得に追われている。社民党だったが無所属から出馬の西丸武進(67)候補は、市職労の目立った動きもないため、厳しい票の獲得と見られる。しかしながら中小企業などからの支持が目立って多くなり、前回の票獲得がカギとなる。会津若松市に住んでいる無所属新人の長谷沼邦彦(44)候補は、突然、いわき市選挙区から出馬、同市では知名度が低く絶対的な票獲得は難しい。みんなの党の新人で同市平地区の青木喜三郎(63)候補は、出馬表明出遅れで、どこまでがんばれるかがカギだ。不信感を抱く自民・民主の票に食い込むのは間違いなしだが、知名度が少なくどこまで伸びるか。 各候補共選挙ムードが高まらない中で、必至に有権者に訴える主張も、原発問題や被災者への復興などを呼びかけるが、各候補共市民の生活に結び付ける主張は無く、しらけムードだ。しかし、関心が薄い選挙戦だが、同市平地区は7万6千票、同市小名浜地区は6万2千票、同市勿来地区は4万1千票の大票田だけに、各候補入り乱れしのぎを削る状況だ。投票率30%台とみている候補者もおり、厳しいパイの中でも1票でも2票でも票の上積みを図ろうと、残す3日間のラストスパートに動く。新人候補3人は、当選ラインにほど遠く、現役2人は落選となる確実性が大きい。







◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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