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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

スパリゾートハワイアンズ来年2月8日グランドオープン

斎藤社長ら記者会見で発表「新ホテルのモノリスタワー」も営業へ 流れるプールやスライダーのドーム「ウォーターパーク」も全面オープン <福島県いわき市の常磐興産>

2011年11月11日<いわき経済報・電子版速報>

 東日本大震災に伴う「フラガール全国きずなキャラバン」展開中だった福島県いわき市常磐藤原町にある常磐興産(斎藤一彦社長)のスパリゾートハワイアンズは、11日、同ハワイアンズのグラウンドオープンの記者会見し、来年2月8日から正式に営業すると発表した。グラウンドオープンは、10日午前中の同社取締役会で決めたもので、今月いっぱいで完成する新ホテルの「モノリス タワー」も正式に開業する。新ホテルの料理などを含めた内容については、12月15日、東京都品川区のグランドプリンスホテル高輪(高輪プリンスホテル)で、発表する。 スパリゾートハワイアンズは10月1日にホテルハワイアンズや温泉などの一部施設で開業していたが、同社は、ウォーターパークを含め、14日からは新ホテルの予約を開始するなどグランドオープンにメドがついたことで、斎藤社長や佐久間博巳取締役など首脳陣が、プールなどの娯楽施設内容を発表したもの。ビーチシアターの踊り場は一本化、2回がパノラマ・オープンステージにするなど、これまでよりも90平方㍍広くなり、約340平方㍍になった。 これらの施設は、3月11日と4月11、12日の大地震でダブル被害を受けたが、ドームの復旧作業は、来年1月いっぱいで完了する。ドーム施設にあるウォーターパーク内の流れる温泉プールやスライダーなどは全て利用できる。 常磐興産は、大成建設と常磐開発(佐川藤助社長、福島県いわき市)に復旧工事を発注、補修工事を急ピッチで進めた。 斎藤社長や佐久間取締役は「地元のみなさんや応援してくれた全国の人たちの絆を大切にしながら新しいハワイアンズを見ていただきたい」と語る。 現在、南1号館(440ルーム)の建設を急ピッチで進めており、来年7月の夏までにはオープン、合計2100人の宿泊施設となる。 同ハワイアンズの集客は計画よりも、10月には、約6000人、11月には約7000人と順調なスタートだ。2012年3月期の発表でも12年度は日帰り集客が100万人、宿泊は28万人、13年度は同135万人、宿泊36万5000人、14年度は同145万人、宿泊は40万人、15年度は同155万人、宿泊は45万人と推移、長期的な見通しを発表した。 ドームのウォーターパーク内には、温泉大プールやビーチシアター、スライダーワンダーブラック、ワンダーホルン、ワイワイオハナ、アロハタウンなどのほか、フラミュージアム、トロピカルガーデン、ショッピングパーク、アミューズメント館も設けており、ちびっ子たちに大人気である。フラガールたちが踊るビーチシアターもオープン、南国のダンスショーも本格的に甦る。常夏の楽園の総合娯楽温泉施設として期待されている。

◆◆◆新ホテル「モノリス タワー」は11月14日から予約受け付け◆◆◆
Monolith Tower(モノリス タワー)は、総事業費約55億円を投入して建設しているもので、地下1階、地上10階、塔屋1階のRC造り。延べ床面積は1万2336・98平方㍍規模。ゲストルームは、客室120室、定員500人収容の近代的な温泉滞在型リゾートホテルとなり、「ハワイ&スパ」をコンセプトとしている。 スタンダードルームのハワイアンジャパネスク和・洋タイプやぜいたくなスイートなど多様性に富んでいる。映画フラガールで話題となった南国フラダンス観光や温泉を含めたリゾート施設の産業に力を入れたのは約20年目の大型投資となる。二世代、三世代ファミリーの旅行者ニーズに求められるスパ施設も兼ねた文字通りのアジアンリゾート雰囲気をかもし出すアイディアいっぱいだ。常磐炭礦閉山後は、炭鉱で働く家族の娘たちをフラガールに育て開業以来、数多くのダンサーなどを育ててきた。フラダンスの鑑賞者などを含めた累積観光客は5300万人を上回り、テレビコマーシャルと共に「日本の常夏のハワイ」として知名度が高い。 季節や天候に左右されない子供連れや老人たちも楽しめるトロピカルな演出を提供する。

◆◆◆◆◆放射性物質は安全・安心◆◆◆◆◆
東日本を襲った今回の大地震や福島第一原子力発電所事故の放射性物質拡散で、いわき市への観光客足の伸び悩みが心配されるが、福島県いわき市内の放射性物質の放射線拡散数値は、人工放射線1時間当たりの実効線量当量は、約0・2マイクロSv(1mSvは100mrem)前後、またはそれ以下となっており、この同量は、年間1・728mSv前後=24時間数値で計算=単位と、ガラパリ市(ブラジル国)の自然放射線、年間10mSv(1rem)よりもはるかに低く人体に影響がないものと見られるという。ちなみに、岐阜県の自然放射線は年間1・19mSv、次いで福井県は同1・17mSv、滋賀県は同1・16mSvで、福島県は同1・04mSv(1988年に放射線医学総合研究所の調べ)で、いわき市は自然放射線よりも低い線量となっている。このため、放射線風評などを一掃するため、スパリゾートハワイアンズは、安全・安心をピーアールし、心配なく観光客は足を運んでほしいと、いわき市のいわき湯本温泉郷を含め、スパリゾートハワイアンズの温泉総合レジャー施設へ誘客を展開している。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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