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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

林家木久翁と木久蔵ほか出演・月見の会・感謝の夕べで落語披露

東日本震災復興願い被災地回りガレキに思う心の痛み 割烹正月荘・福島県いわき市

2011年9月13日<いわき経済報・電子版速報>

 東日本大震災の復興の中、みんなを励まそうと、落語界の王者、林家木久扇、林家木久蔵と、弟子の3人が福島県いわき市にある正月荘の十五夜の宴と縁「感謝の夕べ」に、12日、午後6時に顔を出し、一席、冗談を交え真剣に近代落語やら戦時中の話を落語化、観客をわかせた。 この暦の上の十五夜宴には、林家木久扇さんらは3年間連続興行、正月荘に招請された顧客は、林家木久扇に会うことを楽しみにしていた。午後6時始まったお話の宴会は酒も禁止、林家木久扇に耳をかたむけ真剣に、笑いと共に時間が過ぎていく。八代目の林家正蔵に1961年に22歳で弟子入り、苦労を重ねながら今では、人気絶頂の「笑点」に出演、話し言葉はピカ一だ。50周年を迎えた木久扇は、ますます元気いっぱい。大地震や大津波で大震災を受けた東北地方の各地区を回ったといい、人間の生き様、日本男児の凄さを身にしみたという。被災地を訪ね、できることは自ら進んで協力したという。12日、集まった顧客は400人、木久扇さんに、帰りがけ定番のラーメンをもらい、ごきげんだった。冗談だが、ラーメンもらいあとが怖いという声も。さすが木久扇だが、戦時中の話、1972年の田中角栄や1978年の大平正芳のマネも、さすがプロのお話で、笑いながらも真剣に耳をかたむけた。 「次から次へと突然に時代の話題を話すテクニックが見事だ。やっぱり年季が入っている落語家」と、記者は思った。落語というお話に入る前、正月荘の鈴木泰寿社長が、感謝の一般的な言葉を延べ、女房のマキエ女将にバトンタッチ、鈴木社長よりもチョッピリお話が続く。震災の中、誰もが大変きわまりないさなか、元気を作るため、十五夜さんという宇宙の果てしない空間に、身近に輝く丸い黄色の物体のように、元気印になってほしいという願いをこめて宴を設けたと、坦々と語った。13日も150人程度、招請するが、両日合わせて約550人が木久扇と木久蔵親子、弟子の共演に、耳をかたむけるため、時間を忘れて過ごし、また過ごす楽しみ。落語公演のあと、貴久扇キャプテンと一緒にファンがサインや写真撮影に応じていた。ちなみに、貴久扇さんは、木久蔵とダブル襲名して早や5年立つというが、ことし50周年を迎え、ますます元気印、笑点の親分になるのは、時間の問題なのだ。まもなく3カ月もすれば師走、そして正月を迎える。来年こそは、笑点の頂上に立ってほしいものである。一方、木久扇さん大震災復興のさなかガレキになった町の状況を見て、心の痛みを覚えたが、日本人は、戦争中東京が壊滅状態、戦後、焼け野原から立ち上がった。震災復興も必ずや、政治家よりも日本人の力で、立ち直ると確信すべきと力説した。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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