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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

人身事故当て逃げの松本正美議員が臨時議会欠席で批判高まる

政新会脱会もままならず責任感が薄いと同僚議員が指摘

2011年8月9日<いわき経済報・電子版速報>

 人身事故を起こして当て逃げ福島地方検察庁・いわき区検察庁に書類送検された松本正美・いわき市議会議員(57)=福島県いわき市小名浜=は、7月28日、いわき市が補正予算を上程するため召集した同市議会臨時議会に欠席していたことが、関係者の話で明らかになった。 蛭田克議長に「一身上の都合で欠席する」と連絡があった。東日本大震災に伴う同市の補正予算・議会に欠席した松本議員に対し、同僚議員を含む志道会など各会派の議員たちからも「震災のための重要な補正予算の議会に欠席するとは何を考えているのか」と、松本議員の資質が疑われると批判の標的になっている。 同市内に住むIさん(63)は「人身事故当て逃げの責任も明確でないのに、一身上の理由で議会を休むということ事態、市民を小馬鹿にしている」と語る。 松本議員は、人身事故を起こし当て逃げしていたことが6月16日までに関係者の話で明らかになった。松本議員は、政新会(諸橋義隆会長ら8人)に、所属しているが、9日現在、会派を自主的に脱会していない。また、「当て逃げという社会悪の事故を起こした松本議員に対し、会派を除名することもできない状態は異常としか思えない」と、一部の同僚議員の話だ。

蛭田議長は「ようやく松本議員と連絡が取れた。市議会の辞職勧告決議を重く受け止めてほしいと話した」と語る。

◆◆◆◆◆
松本議員は、2月9日、午後10時15分ごろ国道6号線の同市久之浜地区の波立海岸をドライブ中、波立トンネル内で対向車の同市に住む会社員のY(43)さんと接触事故を起こし、そのまま逃走したもの。

松本議員は当て逃げ後、後続車輌の目撃者に、フルナンバーを控えられ警察に通報されたあと、いわき中央警察署交通第二課の調査で、事故後5日間の出頭呼び出しがあるまで知らん顔していたというから悪質だ。松本議員は、目撃者にクラクションを鳴らされながら約1㌔㍍も追跡され、スピードを出して逃げ切った。目撃者に追跡された時も、センターラインを超えた状態で走ったという。もしも目撃者がいなければ、そのまま逃げ得だったことになる。松本議員は「酒気帯びではない」と記者に語った。 松本議員は、地域医療対策特別委員会の永山宏恵議員(44)と遊佐勝美議員(61)と蛭田源治議員(57)の4人で、同市内の「磯勘」割烹で会費5000円出し合い午後5時30分ごろから懇親会を開き、乾杯したと永山市議らが語っている。各議員は、午後7時30分ごろには、食時も終えたという。

いわき中央署の金子堅一副署長の話だと、2月上旬に事故があったこと、福島地検に事故処理の書類を送ったことは認めたが、事実関係の詳細な内容については話せないと、記者の取材に応じなかった。Yさんには、2月9日の事故発生後、14日に同署のA警察官から「目撃者の通報で逃げた相手がわかった」と電話連絡があったという。目撃者の話によると、「警察には逃げた車のナンバーを全て通報したのに、なぜすぐに捕まえなかったのか」と怒っていたという。「警察は、逃げた車のナンバーの仮名が分からなかったので、割り出し(松本議員のこと)に時間がかかった」と話していたという。2月23日、午前10時から波立トンネルで、松本議員、Yさん、目撃者、Y警察官が立会い、現場検証したという。松本議員はこのほど、いわき経済報の記者が「今後どうするか」という取材に対し「コメントできない」と語った。

ちなみに、松本議員のおじは、福島県警察本部の部長経験者、1990年に暴力団根絶福島県民会議の設立時の副理事長などを歴任、福島県民のために尽くした。 松本市議は、参議院議員岩城光英議員の秘書を経て、05年9月の市議補選で初当選、市議会市民福祉委員長を務めている。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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