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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

23日「ときわ会常磐病院神事でオープン式典」

ドイツ・シーメンス製PET-CTで高度医療「最新鋭機128チャンネルCT装置導入」7月1日グランドオープンへ

2011年6月23日<いわき経済報・電子版速報>

 福島県いわき市に、PET―CTを初導入した財団法人「ときわ会常磐病院」が、6月23日、午前11時から「ときわ会」関係者などが出席、神灯神事などを挙行、オープン式典を行った。ときわ会常磐病院は、7月1日にグランドオープンする。 同病院では、東日本大震災で被災した人たちがいるため、オープンを迎え落成式は厳かに行った。 この式典には、ときわ会常磐病院や戸田建設などの関係者26人が出席、完成を祝い新たな病院としての第一歩を踏み出した。 同病院には、ドイツ製シーメンス社の最新鋭のPET―CTを導入したもので、PET検査で、がん治療などの高度医療を行う。総勢医師陣約44人体制で、市民の救急医療を含め、内科、小児科、透析医療など14科目など診療、市民の期待に応える。 ときわ会常磐病院は、いわき市が運営していた常磐病院から引き継いだもの。福島県浜通り地区では初めてのPET-CT機器を導入するなど、透析医療を含めた救急医療病院が誕生した。同病院では、全国で2番目の最新鋭1・5テスラMRI装置や東北地方で2台目の30色カラー128チャンネルCT、新型の透析治療機100台など最先端技術の医療機器で診療を行う。

ときわ会は、同市からの補助金8億8千万円万円を利用して老朽化した常磐病院の既存棟病室を改築したほか、約10億円を投じ、新たな病床棟RC造り4階建てを完成させた。そこに、約12億円で陽電子放射断層撮影装置施設(PET―CT=ペットセンター)のほか、核磁気共鳴(MRI)断層撮影装置や1・5テスラMRI、これまでの能力が倍となる128チャンネルCTも導入した。  佐藤隆治事務局長は「透析医療を含めた高度な診療を進め、市民の健康を守る地域医療に安全、安心の目標に向かって、病院としての役割をしっかりと行い、市民に信頼される地域医療のために全力投球、患者への文字通り安全で安心の診療を行う」と、語る。さらに、同病院では「新たな病棟も耐震性に対応、リニュアル病棟も耐震性を高め、工事も急ピッチで進め、グランドオープンに漕ぎ着ける。温泉エリアも設け、市民医療の殿堂としたい。常勤医は14人とし、東京女子医大や東大医学部、新潟大医学部、医科歯科大などから非常勤を含め、44人体制で診療を行う。看護師も約80人で患者などの世話を行う。市民医療を真剣に実施し、市民から良かったという医療を提供したい。地元に密着した医療業務を目標に一段と攻めの診療を行いたい」と、話す。  佐藤隆治事務局長は「リニュアル改修工事、耐震性の新病棟となったため、快適な魅力ある病室で患者が、いい環境で診療が受けられるよう最大に努力したい。合計200人の職員で診療をカバーする体制としたい。温泉の癒しで快適な環境で診療できる」と、語る。

「何といっても市民本位の医療に、たずさわることです。関係医師とも連携を密にして医療行為を進めたい」と同病院関係者の話だ。

新病棟1階は、ペットセンター(PET―CT=陽電子放射断層撮影装置)室、2階から3階には透析センターを設け、一般病床は90床となるが、市内で最大の透析治療ができる合計240床となる。4階には病院稼動の心臓部となる機械室を設ける。 同市内郷地区にある「いわき泌尿器科診療所」には、最新鋭の医療機器を導入している。佐藤事務局長は「いわき泌尿器科には1日150人程度の患者がきている。常磐病院には、外来患者1日400人を上回る体制でも診療可能としたい」と、語る。

CTスキャンは、2億円から3億円程度、最新鋭のPET―CTは性能や必要機器類にもよるが、設備を含めて約10億円から20億円が必要となる。 ちなみに、同市内には、透析患者は約1055人いるという。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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