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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

前いわき商工会議所会頭「有賀敬四郎氏死去」74歳 福島県いわき市

2011年5月29日<いわき経済報・電子版速報>

 いわき商工会議所前会頭の有賀敬四郎(あるが・けいしろう)氏(74)=北関東空調工業会長=が、28日午前4時9分、呼吸器不全のため、いわき市内の総合磐城共立病院で死去した。74歳だった。通夜と告別式の日程は未定だが、6月末か7月に入って執り行なう。いわき市出身。自宅は、福島県いわき市平字柳町3の1。 健康上の理由から、この2月に、3期目となる人気途中で辞任の意向を示し、3月いっぱいで退任するはずたったが、3月11日に発生した東日本大震災のため、5月26日の議員総会まで留任し、この議員総会で、新たに選出された小野栄重氏(56)に会頭職を引き継ぎ、退任したばかりだった。磐城高校卒、中央大学法学部卒。富士電機家電から1969年に北関東空調工業を興し、代表取締役社長就任、2010年から代表取締役会長。2000年から07年まで、福島県空調衛生工事業協会会長を務めた。10年に旭日双光章を受章している。04年からいわき商工会議所会頭就任、10年に3選され、いわき観光まちづくりビューローや、IWAKIふるさと誘致センターなどの設立に尽力、地域社会、経済の発展に取組み、市民生活の向上にも貢献した。

いわき市内の経済界では、信頼が厚く、常に攻めの構えで業務を推進した人物として評価された。新たに組織作りをした企業訪問事業の「御用聞き」では、上遠野直人専務理事ら職員と共に、会員各社を精力的に回るなど、細かな要望も逃さず対応した。

いわき経済報のM記者(66)に対しても「提灯記事『おべんちゃら』ではなく、正論で社会に役立つ報道する新聞づくりを目指せ」と、檄を飛ばした、度量のあるなんともユニークな人物だった。合掌。

「小野栄重・新会頭や各副会頭とも、相談しながら、いわき商工会議所の立場としても、できる限りのことはしたい。27日に会ったときは、元気だった。残念でたまらない」と、上遠野直人専務理事の話。




◆◆◆小野会頭体制で有賀氏の急逝にめげず産業界の復興に全力投球◆◆◆
新会頭の小野栄重氏=オノエー社長=は、いわき市出身、慶応大学商学部卒。1989年4月、オノエー社長就任。2005年7月から副会頭。06年4月からいわき駅前賑わい創出協議会会長。09年12月に福島県教育委員を務めている。小野氏は県教育委員の職務を引き続き全うする。任期は、13年10月いっぱい。東日本大震災で被災した、いわき商工会議所会員の復興に全力投球、一丸となって業務を推進するという。   また、専務理事の上遠野直人氏(62)は留任、続投、新会頭の小野栄重氏を補佐する。

◆◆◆産業界の大きな柱「有賀敬四郎さんを悼む」いわき市議長 蛭田克氏◆◆◆
有賀氏の突然の死去に対し、いわき市議会議長の蛭田克氏は「市の産業界において大きな柱を失ってしまい非常に残念でならない。この東日本大震災の中で、本市の復興に向けてのリーダーとして活躍をご期待されていた。誠実で温かい人柄で誰からも信頼されていた。心からご冥福をお祈りいたします」と語った。26日は、議員総会で会頭退任の挨拶をし、元気だったという。「親族によると、呼吸器に支障が出て、市内の病院に入院後、自宅療養、快方に向かっていたが、最近になって息が苦しくなると、話していた。27日、入浴していたが、急変し突然倒れたという。意識が戻らず磐城共立病院で、帰らぬ人となった」と、関係者が悼む。

◆◆◆当面3副会頭で続投◆◆◆
いわき商工会議所副会頭は、定数4人だが当面、常磐興産社長の斉藤一彦氏(65)=副会頭・いわき観光まちづくりビュローの会長。常磐共同火力顧問の中山哲男氏(68)=副会頭=や、小名浜海陸運送社長の大兼勝彦氏(63)=副会頭=3人で続投する。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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