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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

「いわき市病院事業管理者 鈴木氏更迭へ」 渡辺いわき市長

2011年2月2日<いわき経済報・電子版速報>

 福島県いわき市(渡辺敬夫市長)の春の人事作業は急ピッチで進められているが、3月いっぱいまで任期のあるいわき市病院事業管理者の鈴木孝雄氏(67)は更迭=いわき経済報1月1日2版臨時・正月合併号既報=の通り、その後任人事か進む。渡辺市長は、2月1日、記者会見し、記者の質問に鈴木氏の更迭を事実上認めた。記者は、鈴木病院事業管理者を更迭、東北大学医学部から起用するのかと質問したが「前の市長(櫛田一男氏)が起用した人事だ。早めに人事を行い、記者のみなさんに早めに知らせたい」と語った。関係者によると、同市総合磐城共立病院の樋渡信夫院長(62)が適任とし、鈴木氏の後任に打診していたが固辞した。このため、渡辺市長は、東北大学医学部関係者や福島医科大学関係者からの起用を検討しているといわれるが、東北大学からの誘導が有力視されている。

鈴木孝雄氏は、福島医科大学事務局長、県住宅供給公社理事長などを歴任、前市長の櫛田一男氏市政で、2007年4月に初代同管理者に就任した。同市常磐病院の民間譲渡問題や同市常磐病院や同市総合磐城共立病院の病院改革に真剣に取り組んだ。これらの病院改革では、仕事では部内職員とのトラブルも発生したが、病院の頂点に立つ鈴木氏の病院改革にも納得行く業務の推進に評価する職員も多かった。

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また、内部人事では、財政部長の百武和宏氏(42)は総務省に復帰する予定であるものの、事情からあと1年、同市の財政建て直しに尽力するため、国へは復帰しない公算が強くなった。もしも、復帰の場合は、その後任には保健福祉部長の本間靜夫氏(58)が、保健福祉部長に市民協働部次長の荒川正勝氏(55)か、財政部次長の近藤英雄氏(55)が、3月いっぱいで定年退職する土木部長の松本隆氏(60)の後任に、水道局次長の伊藤公二氏(56)の起用が強いが、行政経営部次長の阿部直美(58)の線も。3月で退任する消防本部消防長の渡邊徹矢氏(60)の後任には、同本部次長の阿部宏太郎氏(59)を起用することが有力。しかし、総務部次長の佐藤信一氏(55)の名がちらほらされているため、最終的な部長職微調整は、渡辺市長の最終判断となる。

一方、渡辺市長は、副市長1人制を固めているが、福島県に復帰する伊東正晃氏(55)の後任人事はパス、現役副市長の鈴木英司氏(59)だけで執行部の市政運営に当たるというが、渡辺市長の周りや部内職員からは、同市は広域なため、従来通り2人制にすべきだとの声もある。渡辺市長は、2人制に軌道修正することも考えているという。1人制も含め、選挙公約の移入人事はしないという基本的考えが、1人制副市長が浮上した。

「副市長2人制で小幅な人事か」
関係筋によると、軌道修正を図り副市長2人制とした場合は、副市長候補には特別職の回しが有力だ。代表監査委員の仲野治郎氏(60)や水道事業管理者の猪狩正利氏(62)の起用もありうる。仲野氏が副市長に動く場合は、行政経営部長の大和田正人氏(58)と、総務部長の木村清氏(58)が後任の代表監査に抜擢も。また、レアなケースとの条件付で生涯学習プラザ館長の上遠野洋一氏(61)のもささやかれている。いずれにしても渡辺市長は、選挙公約で移入人事は行わないと断言しているため、福島県や総務省など国からの出向人事はしない。「現副市長の鈴木英司氏(59)の1人制では、荷が勝ち過ぎるのが現実だ。渡辺市長はこうしたことも考慮しなければならない」と、市政に精通している市内のHさん(61)だ。

渡辺市長は、1人制副市長とする意志が強いというが、2人制の声が大きいのも事実で、市政運営に支障が出ないよう渡辺市長の最終的な決断が必要だ。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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