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いわき経済報

-福島県いわき市発の地域経済情報紙-

矢吹議長12月16日議会最終日に辞表提出へ「新議長に蛭田克氏が有力」いわき市議会

2010年12月4日<いわき経済報・電子版速報>

 いわき市議会議長の矢吹貢一氏(55)は、市議会最終日に来春4月に行われる第17回の福島県議選に出馬するため、12月16日の市議会本会議最終日に辞表を提出する。市議の鈴木智氏(37)も、同最終日を待って辞任する。両氏ともいわき市選挙区(定数10人)から自民党の新人立候補者として出馬する。矢吹氏は、すでに市議会最大会派の志道会メンバー市議に県議選への立候補を説明、鈴木氏も政新会市議に出馬を伝えた。なお、公明党市議の安部泰男氏(53)は、来年3月いっぱいまで市議職を全うするという。

矢吹・鈴木両氏は、自民党公認を受けるため、各後援会から自民支部に申請、自民県連では公認する。

なお、矢吹氏の議長辞任に伴い、新議長選出を行うが、現在、志道会顧問と監査を担当する蛭田克氏(60)と政新会顧問の遠藤重政氏(72)の両氏が議長への立候補を模索しているといわれているが、第一会派が議長職、第二会派が副議長の線で落ち着きそうだ。この場合は、志道会の蛭田氏が議長、政新会の遠藤氏か、同会会長の諸橋義隆氏(65)のいずれかが正副議長となる公算が大きい。副議長職に当たっては、現副議長の政新会顧問の磯上佐太彦氏(70)が、常識的な人事作業を進めれば、矢吹議長と共に副議長を辞任することを固めている。任期は2012年10月まで残っている。

今後は矢吹氏(本拠地は平地区)、鈴木氏(同は小名浜地区)、安部氏(同は小浜地区)を中心に選挙活動を進める。 矢吹氏は、1996年9月に、故・矢吹康市議(父親)の後釜として初当選、市議14年目のベテラン、鈴木氏は、2004年9月に初当選、同6年目となる。 矢吹氏は、いわき市平出身、湯本高校卒、08年10月から同市議会議長職、夏井川水系河川改良促進期成同盟会会長の要職。 鈴木氏は、同市小名浜出身、磐城高、国士舘大学政経学部卒、参議院議員公設秘書などを経て市議に。08年10から同市議会総務常任委員会副委員長の要職。 安部氏は同市小浜町出身、内郷高校(現・いわき総合)、中京大学法学部卒、1992年10月から市議5期目のベテラン議員。公明党福島県本部副幹事長、同いわき総支部長、同幹事長代理。政治通として知られ、社会福祉活動を重点的に、地域防犯でも安全安心の町づくりに攻めの活動。 また、現役の西丸武進氏(65)が09年5月に社民党を離党していることから無所属で立候補する。斉藤健吉氏(67)も自民党から出馬表明、佐藤健一氏(61)は民主党から2次公認受け出馬する。このほか、青木稔氏(64)は自民党、清水敏男氏(47)は自民党、宮川絵美子氏(64)は共産党、古市三久氏(62)は民主党、阿部廣氏(63)は自民党から現職出馬するものと見られている。共産党の長谷部淳氏(51)も出馬するという。いわき市地区選出の定数は10人。現在のところ12人が出馬するものと見られている。

いわき経済報が行った経済界などへの調査によると、矢吹氏と鈴木氏は安定した票を獲得、安部氏は組織票で確実に固めるものの、古市氏、佐藤氏、青木氏、斉藤氏、西丸氏、清水氏などの票獲得に注目されるが、いずれにしても新人らを含め、少数激戦になるのは必至だ。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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